が世間でさわがれているようなので、
福翁百話
「人生本来戯れと知りながらも」
人間のごとき無知無力、見る影もなき蛆虫同様の
小動物にして、石火電光の瞬間、偶然この世に呼吸眠食し、
喜怒哀楽の一夢中、たちまち消えて痕なきのみ。
人生本来戯れと知りながら、この一場の戯れを戯れとせずして
あたかも真面目に勤め、貧苦を去って富楽に志し、同類の邪魔
せずして自ら安楽を求め、五十、七十の寿命も永きものと思うて、
父母につかえ
夫婦相親しみ、子孫の計をなし、また戸外の公益を
謀り、生涯一点の過失なからんことに心掛くるこそ蛆虫の本分なれ。
posted by おいちゃん at 13:24| 東京

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日記
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